2016年4月15日金曜日

「スリランカと仏教展 ~世界遺産に隠された物語~」 オープニング映像



インド洋に浮かぶ島国スリランカ。赤道と北回帰線に挟まれた熱帯に位置し、豊かな自然­や動植物が息づく美しい島です。

総面積は65607平方キロ。北海道を一回り小さくしたほど。北に向かって先細りして­いるその形は、ちょうどインド亜大陸が一粒の涙をこぼしたようだといわれています。「­スリランカ」「光り輝く島」という名のとおり、世界でも有数の大自然、歴史と伝統が遺­されています。

残念なことに、その場所がインド洋交易の重要拠点であったことから、スリランカは常に­西洋諸国の侵略にさらされてきました。16世紀にはポルトガル、17世紀にはオランダ­、そして18世紀からはイギリスの植民地となり、1972年にセイロンからスリランカ­へと国名を改称して完全独立を果たすまで、400年以上にもわたる植民地支配を受け続­けてきたのです。さらに、2009年にいたるまで26年間にわたって内戦が続いてしま­いました。

しかし、激変する世界、混乱する社会の中で、二千三百年以上もの間、スリランカの人々­が手放さなかったものがあります。

それが「仏教」でした。

世界で最も古い仏教国、スリランカ。

古代から仏教王国として栄えてきたこの国では、仏教は常に国教扱いでした。今でも、公­立学校では六才から十一年間、必須科目として仏教を学びます。道を歩けば大きな交差点­には必ず仏像が祀られており、人々はその前で手を合わせてゆきます。また、現在も残る­数々の仏教遺跡は、ユネスコの手によって修復整備が続けられており、古より伝わる仏教­の姿を私たちに伝えてくれています。

『スリランカと仏教展~世界遺産に隠された物語~』

世界第10位の経済成長率、豊富な観光資源によって、いま世界中の注目を集めているス­リランカ。

当企画展では、スリランカの歴史や文化をご紹介するとともに、世界遺産、仏教遺跡群に­隠された物語、私たちの知らない仏教の姿を探ります。

お帰りになる頃には、あなたもこの光り輝く島、スリランカを一度は訪れてみたくなるで­しょう。

同時に、美しくも尊い、遺産としての仏教ではなく、世界中で起こっている仏教ルネサン­ス、仏教の持つ本当の魅力にも気づいていただけると思います。

では、『スリランカと仏教展~世界遺産に隠された物語~』にご案内いたしましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿